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RolferYui

Author:RolferYui
吉祥寺、表参道でロルフィング、クラニオセイクラルワーク、ソマティックエクスペリエンシングなどボディワークをご提供しているアドバンストロルファー青山結です。
ボディワーク、ダンス、瞑想などを通して、人間の可能性を日々探求しています。
お一人お一人の身体に耳を傾け、その人本来の輝きにつながるお手伝いをすることが大きな喜びです。

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側弯症とロルフィング2

2013.05.20 13:39|ロルフィング
側弯症は原因の分らない‘特発性側弯症’が大部分を占めていて、特に思春期の女子に多くみられることが知られています。
原因は明らかにされていないものの、体の変化を隠そうとするなどの要因で縮こまっていると体が成長するためのスペースが十分に与えられず、脊柱が曲がってしまうのではないかという説もあります。

私は恐らくこのケースだったので、縮こまっていた部分が解放されて適切な方向に伸びていった結果、側湾が見た目では分らない位まで改善したのだと思います。

ロルフィングでは、背骨周りの縮こまった筋肉や筋膜をリリースして全身のバランスを整えるのが、側弯に働きかけるオーソドックスな方法です。
今回のムーブメントトレーニングでは、直接背骨の制限に働きかける方法だけでなく、胸骨、肩甲骨、股関節、足、頭蓋、心臓、腎臓などなど、他の部分との関係性をみながらワークする方法を探究しました。

私自身は、足が骨盤や脊柱をより効率よく支えられるようになり、脊柱がさらに自由になりました。
バレエのカンブレ(体を反る動き)が日々進化中です♪

側弯症はケースによっては治療がとても難しいと言われていますが、ロルフィングが助けになるケースは多いだろうな、とあらためて実感しました☆

側弯症とロルフィング

2013.05.16 12:43|ロルフィング
昨年から受講しているロルフムーブメント・トレーニング。
今回のテーマはSpine in motionということで、背骨を様々な視点からじっくりと探究してきました。
背骨はですね、待ちに待ったテーマだったのです♪

私は小学生の時、脊柱側弯症と診断されました。
定期的にレントゲンを撮って経過を観察するだけで済みましたが、計測の度に「大げさな矯正装具を付けることになったらどうしよう」とドキドキしていたのを覚えています。

その後側弯を強く意識したのはロルフィングのベーシックトレーニング中でした。
それまでほとんど忘れていたわけですから、それほど自分に影響を与えているとは思って無かったのですね。
ところがユニット2で講師のアシュアンから側弯へのワークを受けた際には大きな感情の解放が起こり、制限の存在とその影響力の大きさを実感しました。
その後数日に渡って変化が続き、体の使い方の左右差や軸の感覚が大きく改善するなど嬉しい実利に加えて、やっと重荷を下ろせた!という解放感がとても印象に残っています。

なので、クライアントさんに対しても、ぜひ制限から解放された背骨の心地よさを味わって頂きたいなぁという想いがあります。
程度の差はあっても多くの人において側弯傾向は見られますしね。
ロルフィングのゴールの1つである‘コアからのコントララテラルな動き’にとっても、背骨の可動性は大切ですしね。

そんな訳で、いつも以上に大きかった期待にガッツリと応えてくれるように今回のトレーニングは進んでゆきました。

(つづく)