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RolferYui

Author:RolferYui
吉祥寺、表参道でロルフィング、クラニオセイクラルワーク、ソマティックエクスペリエンシングなどボディワークをご提供しているアドバンストロルファー青山結です。
ボディワーク、ダンス、瞑想などを通して、人間の可能性を日々探求しています。
お一人お一人の身体に耳を傾け、その人本来の輝きにつながるお手伝いをすることが大きな喜びです。

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キャロルのムーブメントワークショップ♪♪

2013.09.29 23:25|受講の感想
4日間のロルフムーブメントワークショップに参加してきました。
講師は、胎生学やバイオダイナミクスをベースに知覚へのアプローチが得意な
キャロル・アグネッセンスです。
知的でチャーミング、愛に溢れていてエレガント。
32年のキャリアを持つのに謙虚で親しみやすく、めちゃくちゃ素敵な女性です。

ラッキーなことに最初のデモのモデルに指名してもらい、大腰筋のワークを受けることに。
繊細なタッチを通して自分を丸ごと受け止めて貰えるのを感じ、
身体が安心感とともに自然にどんどん開いていくのが分ります。
股関節のリリース時には感情的な解放も起こり、涙が溢れてきました。

大腰筋は’落下する’という恐れが原因で縮むそうです。
私は幼少の頃、唇を縫う程の転倒も含めて随分やんちゃだったようですが、
今回もなんだか古くて根強かったパターンが解放されたような感じがしています。
シンプルな短いデモでしたが、5年位格闘してきた身体の使い方のパターンが確実に変化しました。

力を使おうとするときにどうしても肋骨をせり上げるような動きが出てしまって、
大腰筋を含むコアを使えなかったのです。
テクニックとして肋骨を持ち上げるのを止めたり背面を開くように意識したりして
とりあえずコアを使えるようにしてきたのですが、意識してやっている以上
難しいことをする時など意識が抜けてしまうと使えないのですよね。
デモの後は背面と右側の狭かった知覚とタイトな背骨周りの組織が大きく広がって、
肋骨がゆったりと落ち着いて、せりあがる気配が全く無くなりました!

ワークショップのエクササイズや交換セッションで身体が大きく変化し、
終了後2日経った今でも得られた変化を消化している感じがします。
足底や耳の奥、肋間などがたまにズキっと痛んだり、再編成しているのを感じます。

明日からはクラニオセイクラル・ワークショップ♪
身体は結構いっぱいいっぱいですが、たっぷり吸収してきます!
キャロルのパワフルで素敵なプレゼンスの秘訣を少しでも掴みた~い

ヨガフェスタ横浜

2013.09.22 00:28|活動報告
昨日は、ヨガフェスタ横浜へ。
先輩ロルファー扇谷孝太郎さんのワークショップ「ロルフィング(R)に学ぶ幸せな肋骨のためのレシピ」のお手伝いに行って来ました。

個人セッションのようにオーダーメイドの手厚いフォローは出来ませんが、
参加者全員で体験を共有する感覚がなんとも心地良いです。
神経系は個体を超えて影響しあうので、誰かがコツをつかんで良い状態になると
周りに伝わっていって、体験を深め合うのですね。
それを見守るのがとても好きです。

内容は、活力の源である深い呼吸、‘良く動く柔らかい肋骨’のためのネタが満載でした。
手根管、ローテーターカフの活性化など、ややマニアックなポイントを抑えつつ、
シンプルで効果の高いストレッチを丁寧に行い、
参加者のみなさんの呼吸がどんどん深く、神経系が落ち着いていくのが感じられました。

ブースの外からマイクでの熱唱が聞こえる中、エリア内は心地よい静寂と一体感に包まれて
不思議な気持ち良さでしたー

動きが生まれる時

2013.09.07 12:03|身体の探求
過ごしやすくなってきましたね。
今年はヨガにハマっていたお陰で、例年よりもパワフルに夏を過ごせました。

ヨガのインストラクションに身体を完全にゆだねることができると、
慣れないポーズにも迷いなくスッと入れたりしますよね。
そういう時は、インストラクターさんに共鳴してもらっているような安心感&満足感を感じていたり、ポーズに入る準備の指示が的確で自然とインナーが働いていたり、
思考が静かで動きの方向性に迷いが生じていなかったりします。

動くためのコツは色々あっても、動き自体は作りだすものではなく自然に生まれてくるものなのだな、と感じます。

ユニット3の講師のモニカが「動きを教える事はできない。知覚やプリムーブメント(動きの前の準備)を変えることで動きを変えることはできる」
と言っていたのを思い出しました。

動きそのものに対するコントロールを手放した時、機能的な動きが生まれるのだと思います。